原水爆禁止世界大会に左京民商三宅会長参加
「核兵器のない世界を。憲法の輝く非核日本を」
原水爆禁止世界大会・広島は六日、二十一カ国の海外代表を含む八千五百人の拍手で「広島からのよびかけ」を採択し、閉会しました。
「あの地獄をだれのうえにも繰り返すな」との被爆者の訴えは、全世界に広がり、大きな流れとなっています。
一方、アメリカは、先制攻撃と核使用計画を推進し、日本を出撃拠点にしようとしています。世界大会は、こうした事態をどうみるかを議論、さらに各国と日本の草の根のたたかいを交流し、核兵器廃絶を現実にする運動方向をうちだしました。
三宅会長の感想
印象に残った事
原爆投下前、平和通りの工事に生徒を出せとの軍の命令に、校長先生が「空襲警報が出されても隠れる所も無いので、危険だからだめだ」と断ると、命令を下した軍人が、サーベルを抜き、「非常事態に何を言うか、御国の為と」強制され、八千人の子どもたちが動員され、五千人以上の命が一瞬にして亡くなりました。
このとき、軍の命令に反対した先生は、同僚から「非国民」と、ののしられ、「非国民」と言った先生は、クラスの子ども全員と、ともに亡くなりました。
一方、「子どもを出さない」と、言った先生は、子どもに学校を休むように伝えていたので、そのクラスは全員無事でした。
二日目、米軍岩国基地と呉海上自衛隊基地の調査行動に参加しました。岩国基地の海兵隊は「なぐりこみ部隊」と呼ばれ、もっぱら他国を攻撃する事を任務としています。
この日は、戦闘機は飛びませんでしたが、何時でもお構いなしに、神々が住むという宮島や大黒神島の上を轟音で飛び交っています。
また、呉の海上自衛隊には、強襲上陸用舟艇と、不気味な母艦(おおすみ)、最新型音響測定艦(ひびき)に潜水艦二艇、色々な軍用艦、民家のすぐ近くの弾薬庫、等々平和とは程遠い環境です。
基地周辺では一日中、着陸態勢から急上昇を繰り返し、周辺では、赤ちゃんが、ひきつけを起こしたり、鶏が卵を産まなくなったりと、様々な影響が出ています。
米軍は「米本国では、野生動物保護のため出来ない」のでと回答した空母への着陸訓練を、他国では平気で行うのです。
ブッシュ大統領や小泉首相は、日本国民の命は、米国に生息する野生動物以下の程度にしか見ていないのでしょう。
憲法九条を守り、核兵器の無い平和な世界をめざして、運動を広めましょう。
京都全民商 役員研修会のお知らせ
とき:9月 9日(土)午後1時30分〜9月10日(日)午後2時まで
(一泊3食)
会場:美山町自然文化村「河鹿荘」
内容:わかりやすい経済問題のはなし
各民商役員さんの交流
費用:本人負担は無し 民商で負担。
無料法律相談のお知らせ
と き:9月5日(火)午後1時〜
ところ:左京民商会議室
相談者は事務局まで連絡ください。
お知らせ
8月14日(月)15日(火)16日(水)はお盆により事務局員全員が休みます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。