[お知らせのホーム]>[No.1603 2007年04月16日号]
京都市会議員・府会議員選挙結果について4月9日 日本共産党京都府委員会 発表 今回の選挙は、自民党・公明党の弱者切り捨ての「構造改革」路線によって貧困と格差が拡大するもとで、京都府・京都市が「住民福祉の機関」という自治体本来の役割をとりもどすのか、大企業優先・住民に痛みと負担増を押しつける「逆立ち政治」をつづけるのかが鋭く問われたなかで行われました。 また、同和特別扱いと「解同」との癒着を温床とした京都市職員の犯罪・不祥事が、市民から厳しい批判をうけるなかで行われた選挙でした。国政の場で、自民党・公明党が改憲手続き法案の強行をめざし、民主党も改憲の立場にたって事実上これに協力するという重大な情勢のもとでたたかわれたことも今回の選挙戦の大きな特徴でした。 今回の選挙は、2003年10月衆議院選挙からはじまった「二大政党づくり」を地方政治に持ち込むために、民主党が京都市会に大量立候補するという新しい条件のなかでたたかわれました。 こうした情勢のもとで行われた今回の府会・市会議員選挙は、日本共産党が「二大政党づくり」の動きに立ち向い、2003年4月の前回いっせい地方選挙で獲得した現有議席を維持できるかどうかが焦点の選挙となりました。 府会議員選挙では、日本共産党は、2005年衆議院選挙比例票193251票の1.11倍にあたる214620票(得票率24.0%)を獲得しました。 また議席では前回、定数削減と反共シフトによって奪われた定数2の上京区で議席を奪還し、同じ定数2の下京区で自民党にも民主党にもうちかって現有議席を確保するなど「二大政党づくり」の流れを押し返し11議席を獲得しました。 京都市会議員選挙でも"共産党落とし"のさまざまなシフトを打ち破って19議席を確保しました。しかし、府会山科と右京、京都市会南区で現職議席を失ったことは、有権者にたいする責任を果たせなかった痛恨の結果であり、この教訓を今後に生かすためにただちに全力をつくします。 全体として、今回の選挙結果は、国政と「オール与党」の府・市政での悪い政治から府民・市民の暮らしを守り、憲法9条をまもるたたかいの拠点を守り抜いたものです。 府議会・市議会のなかの政党公認候補の当選者数は、府会が共産11、自民24、民主11、公明6。京都市議会は共産19、自民23、民主12、公明12となりました。 この結果は、2003年10月の衆議院選挙以来すすめられてきた「二大政党づくり」の府会・市会への持ち込みを許さず、2004年10月以来3回の国政選挙の得票が対自民党、対民主党で1対2の力関係を押し返し、「二大政党づくり」を本格的にうちやぶる足がかりを築いたものです。 左京区は、市会で15人が立候補するといった激戦区になりました。日本共産党は得票は減らしたものの現有議席を維持し第1党となりました。7月には参院選・来年早々には市長選挙があります。悪政に対する審判を下しましょう。 京都市会議員選挙 左京結果(定数 9)
京都府会議員選挙 左京結果(定数 5)
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