[お知らせのホーム]>[No.1690 2009年02月09日号]
税金相談会のお知らせ税金相談会が、支部ごとに以下の日程で開かれます。
商工新聞と会員を増やしましょう3月までに会員1名か商工新聞3部拡大された方に金1万円を贈呈します。 年末から年始にかけて年越し派遣村では、労働者が団結し、住居の確保、仕事の紹介、生活保護希望者の全員受付などで、政府と行政を動かして、大きな成果を勝ち取ることができました。 中小業者も団結して、仕事や資金繰りの支援制度の創設、税金や国保料の減額や免除申請の要求を政府や行政に認めさすためにも、民商を大きくしましょう。 「出産育児一時金」差押に抗議、返還実現!京都府税事務所は、建設業Mさんの自動車税(延滞金込みで116,900円)の滞納処分として、法律で差押えが禁止されている「出産育児一時金(35万円)」を差し押さえ、即時納付を執行しました。 Mさんは「その35万円は産婦人科から退院する妻の病院代に充てるお金なので返してほしい」と、府税事務所に対し申し入れましたが、聞き入れてもらえませんでした。そこでインターネットで検索し、税金の滞納の相談に乗っている民商・京商連を発見、連絡し相談に来られました。 Mさんから事情をよく聞いて「滞納処分の執行停止を求める請願書」を作成、一緒に府税事務所へ提出し交渉を行いました。健康保険法61条には「保険給付を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、又は差し押さえることができない。」と定められています。したがって、この「出産育児一時金」は差押えが禁止されている財産だと主張しました。しかし、府税事務所側は「今回のような銀行への入金が差押え禁止財産であるかどうかの見極めはしていない」と抵抗しました。そういうのならば差押え禁止財産の法律が有名無実となる・・・。 長く続いた交渉の結果、自動車税の分割納付の誓約書を提出し差押えられた35万円は返還されました。 Mさんは、一人ではどうにもならなかったけど、みんなで応援して解決できる民商は頼もしいと言っておられました。 税金相談会に持参するもの・確定申告関係書類の封筒 無料法律相談日のお知らせ日時:3月3日(火)午後1時 |