滞納処分にこそ憲法理念を
京都府が滞納処分強化と税務の効率化をはかる税務共同化を実施しようとしていることに対し、その問題点を学ぶ学習会が11日、中京区のハートピア京都で開かれました。京商連・民商も参加している「地方税・国保料 税務共同化を考えるつどい実行委員会」が主催。元税務署特別徴収官で税理士の角谷啓一氏が講演しました。155人の参加でした。(左京民商からは9名)
角谷氏は税務共同化によって、地方自治体が滞納者の実情を無視した差し押さえを強化する可能性があると指摘し、「納税者の実情に応じて相談するなどの対応に務めるべき。地方自治体の徴税業務は、憲法の理念を踏まえて国民の権利を守るために、行政執行などの強権力を用いない努力が必要」と批判しました。
滞納処分の問題ではわかりやすい表を用いて納税緩和制度が紹介され、「地域の民商に相談し、税務署等に分納を認めさせることが大事」と強調しました。
社会保障拡充の財源は消費税増税なしで可能
消費税は食料品非課税に
消費税問題学習交流会のお知らせ
麻生内閣は選挙目当ての景気対策として国民受けを狙った「給付金」など諸施策を打ち出し、その一方で、社会保障費の財源として、消費税増税を2011年にと公言しました。
わずかばかりの、つかみ金で大増税を押し付けようとするのは、「エビでタイを釣る」と言っても過言ではありません。
財政赤字拡大の原因、大企業・大資産家優遇税制の実態などを知り、消費税に頼らずに社会保障拡充の方向を学び、左京区で消費税増税反対の運動を広げましょう。
日時:5月26日(火)午後7時〜9時
会場:京建労左京支部事務所会議室(左京区高野玉岡町 北大路川端を北へ300m東側
主催:消費税増税反対左京連絡会 連絡先 左京民商(近藤)Tel:722-3330
記帳相談会のお知らせ
日時:5月21日午後1時〜3時
会場:左京民商会議室
誰でもできる民商開発パソコン記帳
手書き記帳はカンタンなシート帳
市販の会計ソフトの相談も受付
重要!
健康診断の受診券が送付されています
4月末に京都市から健康診断についてのパンフレットがA4版の封書で送付されています。その中に今年度分の健康診断の受診券が入っていますので、大事に保管しておいて下さい。(国民健康保険の人についてです)
民商では毎年秋に無料健康診断(共済加入者のみ)を行っています。受診券がない場合は再発行になります。なお、受診券は一度しか利用できません。市民健診などで健診を受け受診券を使われますと、その年度内には再発行されませんのでお気をつけください。
労働保険年度更新計算会日程
6月4日(木)、6月8日(月)
時間:午後1時〜3時まで
場所:左京民商会議室
持ち物
●給与支払額・人数の報告書
●(建設業者)元請け工事代金の報告書の下書用紙
●筆記用具(ボールペン)●計算器 ●印鑑
労働保険事務組合で労働保険をかけると、次のような特典があります。
・労災保険・雇用保険の様々な届出(従業員を雇ったとき退職したときなど)を事務組合が行うので、ハローワークや労働基準監督署へ出向く必要がありません。
・保険料を3回に分割して納付できます。
・事業主やその家族も、労災保険に加入することができます。
まわりに、労災保険・雇用保険のことで困っている人はいませんか?
紹介していただければ幸いです。