今年10月から水道料金の値上げ!?
「水道料金値上げ実施中止を求める署名」について、
(自治体要求連絡会の呼びかけ抜粋)
京都市は2013年10月から、今後4年半で総額81億円にも上る水道料金値上げを実施することを決めました。値上げは、厳しい市民生活と京都経済に多大な打撃を与えるものであり、市民は到底受け入れることはできません。
値上げ中止を求める理由は、
第1に、市民生活と京都経済を直撃するものだからです。15年間で70万円も下がった雇用者報酬や年々切り下げられる年金、介護保険料の値上げなど社会保障関係の負担増、電力料金やガス代等の値上げ、小麦粉やバター等生活関連物価の高騰など暮らしは困難になるばかりであり、「命の水」である水道料金の値上げは耐え難いものとなります。
第2に、京都市は水道料金値上げの理由として、古くなった水道管の更新に多大な経費がかかるから、経費の半額を市民に負担させるとしています。しかし、施設の耐震化や老朽対策などは、本来公共事業として一般会計から当てることが基本です。これまでも老朽管の更新や耐震化対策の費用は京都市と国の責任で進められてきたものであり、利用者負担ではありませんでした。
第3に、京都市の水道事業会計は6年連続の黒字(2013年度予算を含む)、下水道会計も3年連続の黒字(同)であり、資金困窮の状況ではありません。「資産維持費」を組み込まなければ値上げは回避できることは明らかです。
第4に、京都市は水道料金値上げに当たって市民に説明をまともに行わず、公聴会の開催も拒否して、1枚の回覧で「説明した」などとする態度ですが、これは問答無用の値上げを押し付けるもので市民不在の市政です。
水道事業は公営企業会計で独立採算制を基本としていますが、これは利用者への負担を際限なく拡大するものです。根本的には独立採算制を廃止して、「国民の福利の増進」に貢献する制度に改革することこそ求められます。
以上の理由により、私たちは、10月実施予定の水道料金の値上げ実施中止を強〈求めて運動を進め、署名運動に取り組んでまいります。
労働保険への加入をおすすめします
労働保険とは?
労働者が仕事中や通勤によって負傷したりした場合に、被災労働者や遺族を保護する労働保険と、労働者が失業した場合に労働者の生活の安定をはかり、再就職を促進する雇用保険の2つの保険を称して労働保険といいます。1人でも従業員を雇っていると労働保険をかける義務があります。左京民商では労働保険の事務組合をつくってめんどうな事務処理を代行しています。
労働保険事務組合で労働保険をかけると次のような特典があります。
- @労災保険・雇用保険の様々な届出(従業員を雇ったとき退職したときなど)を事務組合が行うので、ハローワークや労働基準監督署へ出向く必要がありません。
- A保険料を3回に分割して納付できます。
- B事業主やその家族も、労災保険に加入することができます。
なお、左京民商の労働保険事務組合に委託されている方には、近日中に年度更新の必要書類を送付いたします。
無料法律相談日
日時:6月11日(火曜日)午後1時
会場:左京民商会議室
希望される方は事務局まで予約ください。
■企画・行事
- ○日本共産党大演説会 志位委員長来る 5/24(金)19:00〜 みやこめっせ
- ○京商連定期総会 5/26(日)10:30〜 中小企業会館ホール
- ○日本共産党民商後援会 大集会 6/7(金)19:00〜 中小企業会館ホール