事務局からのお知らせ
左京民商の広報紙「のれん」から

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2020年11月2日号 No.2257

「GoTo」ではなく直接支援を

業者に寄り添った相談活動で民商の役割発揮

10月17日(土)、京商連や料飲組合、共産党などでつくる「コロナ経済被害から経営と暮らしをまもる中小企業連絡会」が、「コロナ禍の中小企業経営と政治の在り方」と題したウェブシンポジウムを開催しました。シンポジウム模様はインターネットで配信され、左京では独自会場を設けて視聴しました。

ウェブシンポジウム3名がパネラーとして商売の現状について報告をしました。1人目の旅行代理店経営者は、「GoToトラベル」について中小の代理店には恩恵が回ってこない。煩雑な実務など苦悩が報告されました。2番目の西陣の帯地加工業者からは、コロナ禍で後継者不足に拍車がかかった。行政の支援が必要と要望が出されました。3番目にはイベント会場(クラブ)経営者からの報告、コロナの影響で収入が大幅に減っている、なんとか経済が回っていく対策を期待したい。

以上に答える形でメインパネリストとして、大門実紀史参院議員(日本共産党)が報告しました。京都は全国的にもひどい状況、安倍政権が的外れなコロナ対策を打ち出してくるのに対して、国民の声と野党の共同で改善させてきた、いま頑張っている事業者をつぶさないことが最大の経済対策。また、中小業者への支援として消費税の減税は有効で必要な政策。と説得力のあるお話でした。

会場では5人から質問や発言がありました。中小業者向けに出されている様々な制度の問題点に触れて、ウェブ申請についてスピード感はあるが、個別の対応ができにくい難点がある、現場で親身に相談に乗っていく活動が重要、と強調されました。また今後については財政悪化を理由に増税など負担増の政策が出されてくることが予想されます。それをいかにはね返していくかが勝負どころです。

閉会の挨拶は京商連の久保田会長でした。京都市や京都府のコロナ支援は少ない。西宮市と比べて100万円少ない、税金の使い方の問題で、国レベルでも辺野古基地や戦闘機購入をやめれば、第2弾の持続化給付金もできます。こういうことを語りながら、政治を変えていくことが重要です。

シンポジウムの模様はYouTubeで見ることができます。

小規模事業者持続化補助金(コロナ対応型)

新型コロナウイルスの影響を受けている小規模事業者が、それを乗り越えるために以下の3つのうちいずれかの対策をおこなうにあたり商工会議所の助言を受け経営計画を作成して取り組んだ場合に補助の対象となるとされています。

〇3つの対策 ()内は補助率です。上限は100万円

1、商品や原材料などの供給網が壊れたこと(サプライチェーンの毀損)への対応(3分の2)
2、顧客や取引先とのやり取りの非対面にする(非対面型ビジネスモデル)への転換(4分の3)
3、従業員を自宅などで働かせる(テレワーク)環境の整備(4分の3)

〇また、感染防止の取り組みについて最大で50万円まで補助を受けることができます。(上記3つの対策の費用を越えない範囲)

〇申請は今年の5月から受付けられています。最終締め切りは12月10日。

※詳しくはウェブサイトでご確認ください。

申請書等は民商事務所でも用意できます。

関連するウェブサイト

・小規模事業者持続化補助金<コロナ対応型>(12月10日受付締切)の公募開始について - 京都府商工会連合会

・小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型> 日本商工会議所 令和2年度補正予算

無料法律相談日

日時:11月17日(火)午後1時〜
場所: 左京民商会議室

京都法律事務所の弁護士が、毎月1回、民商事務所に来て、相談にのります。今回は福山和人 弁護士(予定)

※希望される方は事務局まで予約をお願いします。

恒例!健康診断のお知らせ

毎年恒例になりました左京民商の健康診断を今年も10月〜11月でおこないます。今年は新型コロナウイルス感染予防のため変更点があります。(詳細・申込書は裏面参照

※大変混みあっていますのでお早めの予約をお願いします。

新型コロナ関連・左京民商の相談状況(10/27 時点)

民商の事務所には連日、訪問や電話での相談が寄せられています。給付金や補助金、制度融資などを伝え、商売を続けていけるよう取り組んでいます。新たな制度などFacebookのページでいち早くお知らせしています。

融資・京都市貸付 相談   71件(うち 41人が実現)
持続化給付金   申請   138人(うち134人が実現)
家賃支援給付金  相談 42人 申請27人(うち15人が実現)
補助金      相談 31人 申請27人(うち 8人が実現)
雇用調整助成金  相談 14人 申請 9人(うち 8人が実現)

行事案内

生かそう憲法 守ろう9条 11・3憲法集会in京都
日時:11月3日(火・祝)13:30開会(12:30開場)
場所:祇園・円山野外音楽堂
◆講演「コロナ危機から見える社会と憲法」永田和宏さん(細胞生物学者・歌人)
◆憲法ウォーク(15:00出発)
円山公園→四条通→河原町通→京都市役所前
連絡先:050-7500-8550

自治体のあり方を考える学習懇談会

今京都市は財政悪化を理由に、市民サービス切り捨てや職員の削減を進めようとしています。

保健所の体制拡充など公衆衛生体制の強化・自治体財政のあり方など、どう考えるのか?解決に向けての運動などを交流しましょう。

1 京都の公衆衛生・保健所のあり方を考える
日時:11月4日(水)午後6時半〜
場所:教育文化センター103
お話 中村暁さん(京都社保協医療部会)

2 自治体の財政・予算を考える
日時:11月30日(月)午後6時半〜
場所:教育文化センター103
お話 平岡和久さん(立命館大学政策科学部教授)
(新型コロナウイルス感染防止のため、席数を50程度に減らして感染対策を万全にしています)
主催:民主府政の会左京
TEL:075-706-7265

メモ

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左京民主商工会
事務所:左京区田中西大久保町11
電話:722-3330 FAX:722-3334 E-メール:s_minsyo@yahoo.co.jp