[お知らせのホーム]>[No.2427 2024年5月20日号]
今年秋の健康保険証廃止は撤回を!「マイナ保険証の狙いとは?」学習会に参加左京民商も加入する左京社会保障推進協議会(左京社保協)の主催で上記学習会がおこなわれました。 講師には京都社保協政策委員の中村暁さん(医師)を招いて「保険証廃止と医療DXを考える」と題して講演いただきました。 今年12月で保険証廃止!?今年12月2日をもって健康保険証の新規発行を終了し、マイナンバーカードを保険証として活用させることが政府で決定されています。マイナンバーカードを持っていない人には「資格確認書」が送られてきます(有効期限1年で毎年申請)。 現状ではマイナンバーカードの保険証としての使用率は5%以下です。国民の中には不安が広がっている中、強行的におこなわれると言えます。 マイナ保険証の狙い健康保険証の発行の管轄は厚労省ですが、マイナンバーカードの管轄のデジタル庁が主導しておこなっています。「DX」とはデジタルトランスフォーメーションの略です。医療のデジタル化に合わせて仕組みを変えていこうということです。その変えていく仕組みの中に私たちも組み込まれているのです。 具体的にはマイナンバーカードの中にある個人情報、特に医療情報の活用です。公益性が高いとして民間も含めた医療機関・研究機関で共有され情報が知らないうちに漏らされているということも起こりえます。非常に危険な中身だと再認識しました。 短期保険証が廃止!?また、保険料が払えずに短期保険証となっている方がありますが、この制度も廃止されるかもしれません。保険料が払えていなくても区役所の窓口で事情を説明し、払える分だけひとまず払って短期保険証をもらう。こういった行政の裁量でやりくりしていくことができなくなるのです。問答無用で10割の窓口負担となり医療にかかれない人が増える危険性があります。従来通りの医療が受けられるようにすることが最優先の課題です。 「現行の保険証を残してください」の国会請願署名に取り組みます。ご協力をお願いします。 「消費税の基礎知識」学習会連続学習会 第1回 京青協(京商連青年部協議会)主催日時:5月21日(火) 午後7時〜 今月の理事会通信5月11日、左京民商理事会を開催しました。5月末から6月にかけておこなわれる全商連総会、京商連共済会総会、京商連総会の代議員と翌期に推薦する役員の確認をおこないました。 会員を増やして総会を迎えようと提起がされています。共済部長の岸本理事からは、「共済会に入っていない会員が4分の1ほどおられる。共済会の助け合いの活動は民商運動にも通じるものがある。もちろんメリットもあるので勧めていこう」と提案されました。 会員を増やしていく活動では、会員のみなさんからの紹介が大きな役割を果たしています。これからのシーズンは労働保険の更新や高すぎる健康保険・介護保険などの通知書が届いての相談、税務調査の相談などが想定されます。また、今年は定額減税も実施されます。リーフやポスターの活用を呼びかけます。 消費税減税・インボイス制度の廃止に向けた署名に加えて、来年からの税務署提出書類に収受印が押されないことに反対する署名も完成しました。これらの署名へのご協力をお願いします。順次、商工新聞に折り込みますので事務所もしくは近くの役員まで届けてください。 労働保険の年度更新労働保険とは?労働者が仕事中や通勤中に負傷した場合に、被災労働者や遺族を保護する労災保険と、労働者が失業した場合に労働者の生活の安定をはかり、再就職を促進する雇用保険の2つの保険を称して労働保険といいます。 1人でも従業員を雇っていると労働保険に加入する義務があります。 左京民商では労働保険の事務組合をつくって、事務処理を代行しています。 年度更新相談会 日程 日時:5月20日(月) 午後1時〜3時 ご持参いただくもの 無料法律相談日日時:5月21日(火)午後1時〜 京都法律事務所の弁護士が、毎月1回、民商事務所に来て、相談にのります。今回は津島理恵 弁護士(予定)です。 ※希望される方は事務局まで予約をお願いします。 行事案内民商関連の総会 京都府立植物園・北山エリアの未来に向けて 吉田フレンドシップコンサート |