事務局からのお知らせ
左京民商の広報紙「のれん」から

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2007年03月12日号 No.1598

民商と民医連病院の連携でたすかりました

会員Aさん。

会社役員のとき、社長に懇願されて借入金の連帯保証人になりました。しかし、会社倒産、社長行方不明でその借入金の返済を一手に引き受けることになり、返済ができず自宅も取られ妻とも離婚になりました。それから自営業を始めたが、上手くいかず、借入金返済のためサラ金から借り、見る見る高利の借金が増え、民商へ相談、特定調停に持ち込み、解決の手続きをしました。

こんな時、体の不調を感じて病院にいったところ即入院。国民健康保険証が無かったので、知人に頼んで区役所窓口で五千円を支払い3月までの短期保険証をもらいました。そのときに高額医療費の受領委任払い(一ヶ月の医療費が一定額を超えた場合に病院窓口で支払わなくて済む‐市民税非課税ならば三万五千四百円を超える額‐)の申請を頼んだところ、窓口で、「国民健康保険料の滞納が有るので受付できない」と断られ困っていましたが、民商に相談すれば何とかなるかもしれないと、藁をもすがる思いで電話しました。

電話を受けた事務局員から「共済会に入っているので入院給付1日三千円は給付されます。中央病院は民医連なので患者さんの経済状況を考慮してくれる。入院費用は医療相談室で相談したら良いです。その結果を民商におしらせください」と助言を受け、すぐ相談したところ「医療費のことは心配しないでゆっくり養生してください」と思いがけず温かい言葉をかけて貰い安心しました。この間、医療相談室と民商事務局員とが連絡を取り合てもらい、ものすごく励まされました。

病院から外出の許可を受け、民商事務局員に同行してもらい区役所国民健康保険課の窓口で高額医療費の「受領委任払」を申請しようとしたところ、「国保料の滞納があるので申請できない」と断られましたが、「高額になるだろう医療費を全額、病院の窓口で支払う蓄えもありません。医療費のことを考えたら、悪くなった身体のことを気づかうことよりお金の心配が先にたち、入院もしておられません。」

「以前から国保課では滞納になっている一人一人に対し、行政として滞納の事情を丁寧に聞き対応されていたではありませんか、今回はそういったこともなく、“滞納者即申請お断り”いう性急な対応は行政としては良くないのではないですか!」等話を煮詰め、支払計画も立て、ようやく受領委任払の申請ができました。

この会員さんは、「民医連の病院に入院して本当に良かった。温かい気持ちが伝わってきました。民商に入っていて良かったです。民商会費もたまっているので払います。民商会員としてまたよろしく頼みます」と語っておられました。

3.13重税反対全国統一行動

38回目となる今年は、庶民への大増税・憲法9条改悪をゆるさないため、申告書を提出する人も、必要のない方もたくさん参加しましょう!

日時:3月13日(火)午後1時
会場:教育文化センターホール( 東大路丸太町一筋上ル西入150m南 )
内容:重税反対の集会・各界からの報告
集会後、左京税務署まで重税反対の行進します

格差社会の中で中小業者の営業と暮らしを守るため、どのような事でも解決して、皆が安心して商売ができるため頑張っている民商を大きくしましょう。
商工新聞・会員の拡大運動にご協力ください。

メモ

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