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左京民商の広報紙「のれん」から

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2007年07月16日号 No.1615

《自営業者にとってどの党が良いのかシリーズで検討します》

今回は消費税増税について

●今年の秋から消費税の増税論議か!?

安倍晋三首相は5日夜、日本テレビの番組で「私たちは秋に抜本的な(税制)改正を行う。消費税を上げないなんて一言も言っていない」と述べ、参院選後の秋の税制「改革」論議で、消費税率の引き上げを決める可能性を示唆しました。

また、2009年度までに基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1に引き上げる財源を問われて、「消費税から逃げるつもりはない」と発言。しかし、この発言についてマスコミも大きく取り上げ庶民からの怒りも強かったので、翌日の記者会見では、「景気回復によって税収の増加が見込まれるので消費税の増税をしない可能性もある」と発言しています。

しかし、「骨太方針2007」には今秋からの増税議論の中で消費税増税を含む税制「改正」を決定した上で、来年の通常国会に「消費税増税法案」を提出し、3月末までに可決・成立させるという増税スケジュールが書かれています。いままでに消費税の導入、5%への税率アップされましたが、いずれも選挙中には一切語らずに選挙後に増税が行われています。今回もそうなる可能性が高いと思われます。

●民主党の態度は

今回の選挙で民主党は消費税増税はしないと言っています。しかし、社会保障の財源のことで追及されると、はっきりとした財源が提示できないでいます。そもそも民主党は消費税の増税には賛成していました。

(小沢党首―政権奪取論)「僕はもともと(消費税については)福祉目的税論。消費税を負担してもらい直接税は下げる」また、鳩山幹事長は「将来、消費税の増税は不可避だ」と発言しています。

●消費税の増税にはきっぱり反対の共産党

消費税が導入(1989年)された時も、「福祉のため」が口実でした。しかし、社会保障の改悪が続き、消費税の増収分は法人税の減収分の穴埋めに消えました。また、「『年金財源のため』といって定率減税を廃止したが、定率減税廃止と高齢者への増税で国税分だけでも合計二・八兆円も増税をおこなったのに、基礎年金国庫負担の増加分は五千億円程度だ。『福祉のため』といいながら、増税分は大企業減税のために流用している」と指摘。

自民党も民主党も企業団体献金をもらっている政党。法人税の減税は言えても増税は言えません。大企業・大金持ちへ増税できない以上、庶民への負担が重くなる消費税の増税という発想になるのです。その点、共産党は企業団体献金をもらっていませんので、正々堂々と大企業・大金持ちへの減税をやめるように主張できるのです。

国保の減免申請に28人が参加

国保の減免申請の模様(7月9日 区役所にて)
国保の減免申請の模様(7月9日 区役所にて)

今年も国民健康保険の集団減免申請に区役所へ行きました。今年は去年を上回る28人が参加。年々、売上は下がる一方なのに保険料が高すぎて払えない。こんな声が多く寄せられています。左京区全体では6月までで2260人が区役所に詰めかけました。昨年よりは減ったものの、1日平均で200人が区役所へ国保の相談に行っている計算になります。

国保を1万円安くするには4000億円かかりますが、払わなくてもいい米軍の再編費用に3兆円も払おうとしていることを考えると、やる気を出せばできる額です。民商としても「高すぎる国保料を払える額に」と訴えていきます。

支部集会のお知らせ

洛北支部集会
新入会員歓迎会と懇親会
日時:7月16日(月)午後6時半〜
会場:すなっく加奈

高野支部集会
新入会員歓迎会となんでも相談会
日時:7月19日(木)午後1時〜
会場:左京民商会議室

四錦支部集会
日時:7月23日(月)午後1時〜
会場:喫茶ソシオ・カフェ

無料法律相談日のお知らせ

日時:8月7日(火)午後1時
会場:左京民商会議室
希望される方は事務局まで連絡ください

そーめん入荷

1.8キロ箱2,000円
増税反対・憲法改悪反対の運動資金に充てますのでご協力お願いします。

メモ

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