左京民商のインターネット・ホームページ活用のための初歩講座
インターネットを商売に活かすためのインターネット活用講座
第4回 2005年5月31日(火)午後7時〜9時
第4回 「ブログ」という新しいスタイル−宣伝媒体としてのホームページ
−【実例から学ぶ】:ブログがきっかけで情報を売るブログを商売にした例
−ホームページでも日記でもない、新しいネット・コミュニケーションを知る
はじめに
▽ ホームページを一から作るのは大変ですが、文字を入力して、写真も簡単に追加できるシステムがあれば、ホームページを自分で作る作業をしなくてもホームページが持てます。その代表的なシステム(サービス)が「ブログ」です。
▽ 「ブログ」は、文字中心、身近な話題(個人の興味、地域、モノなど)、写真が手軽にアップできる、などの特徴があり、誰でもが自分の意見や興味などを表現できる場として急速に広がっています。
▽ ブログのページは、SEO(サーチエンジン最適化:Search Engine Optimization)に有利−SEOとは、検索エンジンによる検索結果で、自分のWebサイトをできるだけ上位に表示されるよう、様々な方法でWebサイトを最適化する手法のこと。
今回のねらい
- いま、話題の「ブログ」とはどういうものか、試して、知る。
- 「ブログ」を商売や経営にいかす、とはどういうコトか、実感する。
- 「ブログ」の作り方について、試してみることによって、ブログの容易さと便利さを実感する。
ブログとはどんなものか
まず、見てみよう
京都の人が作っているいろんなブログ
- ○京都・哲学の道案内 Philosopher's Walk (http://ilikewalking.way-nifty.com/)
- 最初は哲学の道を写真と記事で案内する主婦のページ→スタイルを変えてビジネスにつながっている。
- 元は、(旧)京都・哲学の道案内 Philosopher's Walk (http://walking.exblog.jp/)
- ○意外と好評?雑貨NAVI (http://blog.livedoor.jp/supergenius/)
- ・雑貨を紹介→自分で見つけたものというスタンスで商品販売のサイトへ導くことも
- ○京都洛南迷球案内 SuloboyBlog (http://sulo.boy.jp/blog/)
- 日常雑記的なブログだが、例えば「ラーメン」の紹介などで自サイトとかへ
- ○こととねお試しBlog (http://blog.kototone.jp/)
- ・レコードや本の紹介をして→購入サイトへ誘導
- ○絵ブログ 京このごろ (http://blog.goo.ne.jp/tabasa_001)
- ・スケッチと短い文章で京都と自分の仕事と趣味を紹介→自分のホームページへ
- (有)平井工芸 http://www10.ocn.ne.jp/~tabasa/
- ○司法書士内藤卓のLEAGALBLOG (http://blog.goo.ne.jp/tks-naito/)
- 司法書士である自分(の仕事)と司法書士関係の情報を提供
ブログの見方(と特徴)
- 記事が書けれ(文字が入力できる)ば、誰でも直ぐにホームページを作ることができる。
- ブログは、日付(日記的)と記事のカテゴリー(分類)で分類される。
- カテゴリーは自由に追加、変更ができる(ホームページのメニューに相当)
- 写真(画像)が簡単に使える。
- スタイル(ひな形)は用意されているものを選ぶだけで、簡単に変更できる。
- 自分のブログ内で「検索」機能が使える。
- 記事にコメントをしてもらう機能がある。
- 他の人のブログに、自分の記事にリンクをつける機能がある(トラックバック)。
- 変更速報(RSS)を自動的に発信できる。
そのことから、
- 思わず「読んでしまう」
- 関連するほかのブログも見てしまう。
- 自分のブログの宣伝がし易い。
- 仕事のページや商品のページへ誘導するホームページとして利用できる。
- 「検索エンジン」に登録されやすい。→文字が中心なので。
▽ ホームページを作っただけではなかなか更新が続かず、見てもらいにくい、検索エンジンに登録されにくいことが、ブログで改善できる。
使ってみよう
試してみよう
Seesaa Blog(http://blog.seesaa.jp/)に試しのブログを登録しました。
○左京の元気 (http://genki-sakyo.seesaa.net/)
ここに書き込み、訂正などをしてみましょう。
ログインするときに、「アカウント」「パスワード」を入力します。
- 記事を書いてみる
- 写真を掲載してみる
- スタイルを変えてみる
ブログ(Blog)はこれからどうなるか
ブログ情報
BlogPeople ? ブログ情報ポータル (http://www.blogpeople.net/index.html)
ここでは、全国の様々なブログやノウハウなどの情報が豊富に
国内ブログ利用者数は延べ約335万人
総務省(報道資料) http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050517_3.html
・2005年3月末時点の国内ブログ利用者数は延べ約335万人、アクティブブログ利用者(ブログ利用者のうち、少なくとも月に1度はブログを更新しているユーザ)数は約95万人、ブログ閲覧者数は約1,651万人。
・2007年3月末にはそれぞれ約782万人、約296万人、約3,455万人に達すると予測。2004年度のブログ市場は約6.8億円、関連市場も含めると約34億円と推計され、2006年度にはそれぞれ約140.6億円、約1,377億円に達すると予測。
ブログの検索ができるサイトが続々と
- ○[NAMAAN] ブログ検索エンジン/あなたのブログ更新情報が最短5分で結果に反映-(http://www.namaan.net/)
- 例えば、「頂相」で検索してみて下さい
- ○未来検索livedoor (http://sf.livedoor.com/)
- ブログ専門の検索エンジン
- ○blog search/ブログ検索エンジン (http://blog.threetree.jp/
- 様々な分析が出来るブログ用の検索エンジン
お客様用のブログで商売に活用
三越のお客様用ブログ (http://mcs.mitsukoshi.co.jp/weblog/PortalServlet)
・三越コミュニティサロンは「お客」にブログづくりの場を提供
・お客の意見や要望を商品企画に取り込み、固定ファンをつくる
▽食関係のブログコミュニティー (http://www.b-shoku.jp/weblog/PortalServlet)
B食倶楽部/project B
・食にこだわる無料ブログ&コミュニティ、B食倶楽部
・「食」をキーワードに、だれでも自分のブログをもち、口コミ情報を発信
そのなかで、
キムチのほし山 (http://www.hoshiyama.ne.jp/)
無料で誰でも登録(使える)ブログ・サービス
- ○goo ブログ (http://blog.goo.ne.jp/)
- ○livedoor Blog(ブログ) (http://blog.livedoor.com/)
- ○Excite エキサイト:ブログ(blog) (http://www.exblog.jp/)
- ○Yahoo!ブログ −無料で2GBの大容量 http://blogs.yahoo.co.jp/
- ○アメーバブログ Ameba Blog(登録無料) http://ameblo.jp/
- ○Doblog -ドブログ 無料BLOG/ブログ(日記)レンタル http://www.doblog.com/weblog/PortalServlet
(登録したメールアドレスに確認メールが送られ、チェックしたら登録完了)
- ○NAVER ブログ http://blog.naver.co.jp/
(6/1までサーバー整備のためアクセス出来ない)
- ○ドリコムブログ(旧Myprofile) -簡単無料ブログツール- http://blog.drecom.jp/
デザインを選んで、そこから無料登録
- ○ヤプログ! http://www.yaplog.jp/
- ○【楽天広場】(日記・ブログ) - 無料 http://plaza.rakuten.co.jp/
- ○FC2ブログ(blog) - 無料レンタルブログ http://blog.fc2.com/
(仮登録でメールが送られてきて正式登録)
【実例から学ぶ】:ブログがきっかけでブログによる情報ビジネスにつなげた例
京都・哲学の道案内 http://ilikewalking.way-nifty.com/
○京都・哲学の道案内 Philosopher's Walk http://ilikewalking.way-nifty.com/
最初は哲学の道を写真と記事で案内する主婦のページ
訪問者が多くなり、スタイルを変えてビジネスにつなげている。
元は、(旧)京都・哲学の道案内 Philosopher's Walk http://walking.exblog.jp/
○京都・哲学の道案内『別館』 http://ilikewalking.way-nifty.com/extra/
ここでは、コマーシャルやアフェリエイト(サイトから登録、予約するとバックペイがある)用のブログ
例えば、こういうステップで
- 他の人が知りたい情報を掲載するブログをつくる。
- コメントやトラックバック、アクセスの記録などから、要望や意見を調べる。
- ブログの記事を充実させて行く。
- 一般のアフェリエイトサービスなどに申し込む。
- スポンサーを個々に集める(営業活動)。
- ブログを基盤とした情報提供型のホームページもとに、自分のサイト(商売)への誘導、新しい分野のビジネスをひらく。
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