[お知らせのホーム]>[No.2051 2016年8月8日号]
年金の株式運用 大損5.3兆円国民の財産を危険にさらした政府の失敗7月末に年金の積立金の2015年度の運用で5兆3098億円もの赤字を出したことを、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が正式発表しました。GPIFは公的年金の積立金約140兆円を管理しています。つまり国民の財産を扱っているわけです。 ところが安倍政権は一昨年の10月、GPIFの運用方針を転換し、相場変動が大きい株式に大量の年金資金を投入することを可能にしました。それまでは積立金のなかで株の運用比率は国内株12.5%、国外株12.5%だったのに、それぞれ倍加し合計で50%へ増大させました。それとは逆に比較的安全とされる国内債券の比率は60%から35%へと引き下げました。 今までも株価が下がれば赤字になり、逆に株価が上げれば黒字になるのを繰り返してきました。しかし、今回は制度を変えてまで株に多額の年金積立金をつぎ込んでいます。その結果、多額の赤字。何のための運用比率の倍加だったのか?ということになります。 理由は明らかです。アベノミクスの成果の一つに株高が掲げられています。この株高を維持するために損を見越して年金積立金が投入されたということです。 年金積立金という国民の財産を危険にさらしてまで、大企業や大資産家の財産を守る政策といえます。その一方で、年金の保険料は年々引き上げられています。受け取る額は少なくなっています。 アベノミクスは格差拡大の経済政策ということが、この一件を見てもハッキリしてきました。政策の転換を求めていきましょう。 お知らせ8月13日〜16日 事務所休みます。 無料法律相談日日時:8月23日(火)午後1時 臨時福祉給付金の申請書が届けられています◇臨時福祉給付金とは? 事務局員交流会に参加しました7月27日・28日に奈良(中部会場)にて全商連の事務局員交流会がおこなわれ山口事務局長が参加しました。全国の事務局員が東部・中部・西部の会場に分かれ参加しました。 1日目の全大会では、神戸大学名誉教授の二宮厚美さんの記念講演で参議院選挙後の政治展望と民商運動について学びました。今回の交流会からパネルディスカッション形式で事務局員活動の交流がおこなわれました。 2日目は20の分散会に分かれて交流しました。民商の運動の参考になる経験を聞くことができました。これからの民商運動の力になりました、と感想を語っています。 小豆島そーめん 好評 販売中1.8キロ箱 完売です 企画・行事全国業者青年交流会 前進座 役者さんとふれあう夕べ アルバイト急募! 【作業内容】 |