朗報
リース料の支払いが猶予
民商の運動が政治を動かした！
経済産業省は中小企業が抱える機械などのリース代金の支払い猶予に応じるよう、リース会社に対し要請する通知を出しました。不況で町工場の廃業が相次ぐ中、民商で昨年から取り組んできた中小業者への固定費補助（リース料・固定資産税や家賃などへの補助）の運動が政治を前向きに動かしました。
今回の通知は、直嶋正行経産相名で、リース事業の業界団体、社団法人リース事業協会の陶浪隆生会長あてに出されたもの。「わが国経済の基礎を支える中小企業についても、資金繰りの円滑化を始め、経営の安定化を図ることが引き続き重要な課題」とした上で、リース会社に対し、「中小企業からリースに関する支払猶予や契約期間延長等の申込みがあった場合には、柔軟かつ適切な対応を行う｣よう要請しています｡
同通知は、昨年12月に施行された中小企業金融円滑化法の「趣旨も踏まえ」るとしています。同法は、(1)金融機関は、中小企業の返済猶予や返済条件緩和の申し込みに応じることを「努力義務」とする、(2)金融機関がこれに取り組みやすいよう金融検査マニュアルを改定し、中小企業貸し出しを「不良債権」にしない範囲を一部拡大する―などを内容とするもの。
要するに、金融円滑化法によって銀行が行っている返済猶予をリース料にも適用するものです。
この問題は、日本共産党の志位委員長と鳩山首相の対談（2月17日）の際にも提案されており、「リース料についても猶予を検討したい」という回答を得ていました。
商売のこと、くらしのこと
なんでも相談は 民商へ
商売に役立つ商工新聞の読者も大募集！
5月22日〜23日に全商連の総会、6月13日には京商連の総会と1年の節目のシーズンになりました。民商では、この節目をたくさんの会員の入会で盛り上げてむかえようと提起しています。商売での困りごとなどなんでも相談にのっています。
・同業の知り合い ・商店街の知り合い ・確定申告、税務署調査でたいへんな業者
・記帳や決算で困っている業者 ・家の近所でお店をされている
など、あなたのまわりの業者や、商売をこれからはじめようとされている方をご紹介ください。
・帳面の付け方 ・申告書の書き方 ・税務調査の対応の仕方
・サラ金・クレジット被害 ・貸しはがし貸し渋り被害対策
・事業用資金の希望・返済猶予・借換融資・納税猶予・開業相談
民商は商売、資金繰り、生活相談なんでも相談にのっております。
豊富な民商の実績の一例
○白色・青色・法人税金申告相談（国税通則法１６条はじめ税法等）
○不当・違法な税金調査から納税者を守る （納税者の権利憲章を提案）
○記帳運動 民商開発シート帳・パソコンソフトはじめ各人に対応した記帳指導 （営業状況分析に威力、銀行借入に即戦力、確定申告に必要）
○融資 豊富な融資応援・指導実績、国・京都府・京都市・銀行への要請
○国保料減免・入院一部負担金（ 病院窓口支払 ）の免除（京都市条例）
○滞納で差し押さえられた出産一時金を京都府から取り戻した（憲法など）
○取引先に工事代金を踏み倒され、元請に払わせた（建設業法等を活用）
京商連第49回定期総会
日時：6月13日（日）午前10時
会場：八幡市文化センター(八幡市八幡高畑5−3)
左京民商から代議員として8名が予定されています。参加を募集しています。ご希望の方は、支部役員もしくは事務局まで連絡ください。
無料法律相談日のお知らせ
日時：5月18日（火）午後1時
場所：民商会議室
希望される方は事務局まで予約ください。
