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2014年4月14日号 No.1939
京都府知事選挙 結果4月6日投票で京都府知事選挙がおこなわれました。民商として推薦をした尾崎望さんは得票率31.0％を獲得しましたが及びませんでした。4月1日から消費税が8％へと引上げられ中小業者は先行きが不安な中、「消費税の増税の決断に敬意を表する」知事でいいのか。尾崎知事の実現で国の悪政にはハッキリとノーと言っていこう、と訴えました。また、地元発注など地域循環型政策で経済を底上げして立て直していこうと運動をしてきました。今後も中小業者の立場で行政を監視していきましょう。 ■以下、尾崎望さんからのメッセージです。皆さんと力を合わせて闘った府知事選挙が終わりました。私にとっては、11月に立候補を表明して約5か月、あっという間でした。それまで小児科医師としての限られた窓口から社会を見ていただけでしたが、多くの方から直接、限りなくたくさんのお話を聞かせていただきました。生活の苦しさ、そして職業への自負と誇り。適切な表現ではないかもしれませんが勉強になりました。終わってみて、今、皆さんにお伝えしたい言葉は、一緒に闘ってくれた方々への限りない感謝の言葉です。御支援いただいた方々には心からありがとうという言葉を贈りたいと思います。 国の悪政と、そのもとで府民生活を守らない現在の府政に苦しむ、多くの府民の願いを背に受けて、消費税増税反対、中小企業を始めとした府民の暮らしを守れ、子どもの貧困を根絶しよう、安心の医療と福祉を実現しよう、原発は直ちになくせ、丹後半島に米軍基地は建設させない、安心して住み続けられる京都をつくろう、府政の主人公は府民ひとりひとり、住民自治の息づく京都をつくろう。私はこれらの5つの挑戦を掲げて闘いました。この挑戦は間違っていなかったと確信しています。しかし結果として多くの府民のなかに、「府政を変えよう」という、大きなうねりを生み出すことができなかったのは、私の候補者としての、いたらなさのなせる業と思います。心からお詫び申し上げます。 皆さん、選挙は私たちの意思を政治に反映させ、それを前向きに動かすための大きな役割をもっている極めて重要なものです。しかし府政を動かすものは選挙だけではありません。主役は一人ひとりの府民であり、根本的なところでは、その声の大きさが政治を決めていきます。日々の営みは、これからも止まることなく毎日続いていきます。待ってはくれません。私たちも次の歩みを始めなければなりません。私自身は、これからも京都民医連の一小児科医師として、社会保障を守り発展させる運動、何よりも子どもの貧困を根絶するための運動を継続していきます。皆さんにも、それぞれの立場で、「ここで生まれて、育ち、年を重ねたい、安心して住み続けられる京都」の実現を目指して、粘り強く闘いを積み重ねていただけることを願ってやみません。 運動の輪は、明らかに広がったと確信しております。ともにがんばりましょう。 2014年4月7日 京都府知事選候補者 京都民医連会長 尾崎望 尾崎 望 215,744 （左京 17,936） 京都市国保加入者のみなさん4月に健康診断の受診券が送付されます例年のように4月中に京都市から健康診断についてのパンフレットが送付されます。その中に今年度分の健康診断の受診券が入っていますので、大事に保管しておいて下さい。 民商では毎年秋に健康診断（共済加入者は無料）を行っています。受診券がない場合は再発行になります。なお、受診券は1度しか利用できません。市民健診などで健診を受け受診券を使われますと、その年度内には再発行されませんのでお気をつけください。 今年も国保料は据え置き京都市の国保料率は今年も据え置かれることになりました。（最高額は4万円増加） もともと全国的にも高すぎる保険料です。しかも国保財政は黒字となっています。景気が良くならない中、4月からの消費税増税。市民の負担を考えると値下げすべきではないでしょうか。民商では高すぎる国保料引き下げの運動に取り組んでいます。 無料法律相談日 日時：4月15日（火曜日）午後1時 企画・行事御幸町セミナー法律問題学習交流会 ５.３憲法集会ー生かそう憲法・守ろう９条 |