[お知らせのホーム]>[No.1986 2015年3月30日号]
看板の付け替えに補助金!民商の申し入れと共産党の論戦が実る屋外広告物条例によって、色や取り付け場所で看板が規制されています。昨年の8月末で経過措置期間が終了したこともあり、京都市の強引な付け替えの強要など中小業者の頭を悩ませています。 看板の付け替えと簡単に言っても費用が数十万円規模でかかるものです。左京民商への相談も多数寄せられました。 3月20日に閉会した京都市議会で、看板の付け替えに対する補助金が予算化されました。具体的な内容はこれからのようですが、以下2点が決まっています。 ・補助の対象は京都産の木材を使用した看板の購入費用 かなり限定的ではありますが、当初は「違法看板の付け替えに補助金なんてありえない」とかたくなに拒否していた経過もあり、大きな成果と言えます。 アベノミクスの本当のねらいアベノミクスが宣伝されだして2年が経過していますが、暮らしは良くならず、一部の大企業・富裕層にのみ恩恵がいっています。それは経済格差の広がりを意味します。 安倍首相は、やがては庶民のところへも恩恵が広がっていく。そして消費が増えて景気が良くなっていく好循環を目指している、とアベノミクスを宣伝しています。しかし、実際に目指していた好循環はこっちだったのでしょう。(図参照) 一方、中小業者のところでは、消費税が上げられ負担増、それによる不景気、円安による仕入れ値の上昇など大変な状況です。アベノミクスではなく社会保障の充実など庶民に恩恵の届く政策が必要です。 京都市の制度紹介高額医療・高額介護合算療養費制度医療費もしくは介護保険を使った介護費の1年間の合計額が一定額を超えると、超えた分が京都市から支給されます。1年間とは8月1日〜翌年7月31日です。 ◆以下の金額を超えた場合に超過額が支給されます。(申請が必要) 所得243万円〜633万円の方 670,000円 京都市重度障害者タクシー料金助成重度の障がいのある方へタクシーのチケットが支給されています。 1月あたり2,000円分です。(500円×4枚) ◆対象者: 記帳相談会をおこないます記帳は、自らの経営状況をつかむ上でも大切です。また、青色申告で貸借対照表を作成すると、かなりの節税ができます。正しい記帳をしていると、節税に役立ち、銀行などの融資の際や役所への各種申請の際でも、有利になります。手書きの記帳からパソコン記帳までご相談に乗ります。民商で普及しているシート式帳簿も便利です。 日時:4月2日(木)午後1時〜3時 無料法律相談日日時:4月21日(火)午後1時 企画・行事小町市(こまちいち) 戦後はまだ…刻まれた加害と被害の記憶 |